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 放射線の世界2008
 「放射線の世界2008」は、宇宙開発から身近な「がん」治療に至るまでの放射線利用の全てを網羅した、これまでにない画期的な内容の冊子です。原子力利用については、発電分野のみが注目されがちですが、本書は原子力のもう一面の利用形態である放射線利用について、その発見の歴史から最近の利用の最前線までを紹介した内容となっています。多少難しいような表現も、一般読者を含めできるだけ多くの方々に読んでいただけるよう用語解説などに工夫し、専門領域を超えて放射線利用の現状を把握できる書となっています。原子力や放射線にかかわる全ての皆さまにご一読頂き、放射線利用に関する新しい世界の到来を実感して頂ければ幸いです。
 

平成20年発行
A4判(カラー) 148頁
  ¥400−(税込み) ※増刷により値下げしました。



第1章 放射線、放射能、放射性物質発見の歴史
1. 放射線(X線)の発見
2. 放射能の発見
3. 放射性物質(ポロニウムとラジウム)の発見
4. 原子核の発見
5. 個性有る放射線の面々
第2章 放射線の基礎知識
1. 放射線とは
2. 放射線の種類
3. 放射線のはたらきと性質
 1)写真作用(感光作用)
 2)蛍光作用
 3)電離作用と励起作用
 4)透過と吸収
 5)半減期
4. 放射線の単位
 1)ベクレル
 2)グレイ
 3)シーベルト
 4)カウント
 5)電子ボルト
5. 放射線の測定
 1)放射線をはかるとは
 2)測定に利用される放射線による反応
 3)さまざまな目的の放射線測定器
第3章 私たちの生活と放射線
1. 自然放射線と私たちの生活
 1)大地からの放射線
 2)宇宙線
 3)体内からの放射線
 4)日本での自然源からの空間放射線量
 5)人間活動と放射線
2. 人工放射線と私たちの生活
 1)核爆発実験
 2)医療放射線
 3)原子力施設に起因する放射線(放射性物質)
第4章 放射線の人体への影響とその防護
1. 人体への影響の歴史
2. 放射線被ばくの形式
 1)外部被ばく
 2)内部被ばく
3. 放射線による人体への影響
 1)確定的影響と確率的影響
 2)身体的影響と遺伝的影響
4. 放射線防護の考え方
 1)放射線安全に関する考え方
 2)放射線防護の実際
5. 放射線防護を考える上での課題
 1)生態防護機構
 2)放射線ホルミシス(hormesis)と適応応答
 3)バイスタンダー効果
 4)遺伝的不安定性
 5)線量率効果(特に長期被ばく)
 6)修飾要因
 7)しきい値問題
 8)まとめ
第5章 放射線利用とその最前線
1. 放射線をどのように利用するか
2. 放射線利用の現状
 1)医学利用
 2)工業利用
 3)農業利用
 4)その他の放射線利用
第6章 国内外における代表的な放射線被ばく事例とその教訓
1. スリーマイル・アイランド(TMI)原子力発電所事故
2. チェルノブイリ原子力発電所事故
 1)事故の発生と放射性核種の環境中への放出
 2)環境汚染の形成
 3)汚染状態の変化
 4)人体影響
3. 東海村JCO臨界事故
 1)事故の概要
 2)周辺の環境への影響
 3)被ばく線量評価と放射線影響
 4)人体影響
<資料編>
1. 主な放射線関係機関の紹介
2. 用語解説
3. 索引
4. 編集委員及び執筆者一覧
5. 写真・資料等提供機関名及び表紙解説
6. 周期表

 
 
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