活動レポート

香川大学創造工学部長谷川研究室(香川県) 

勉強会の様子
  • 活動内容
    • 勉強会
  • 実施日
    • 2020年7月31日(土)
  • 参加者
    • 14名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 本研究室は、斜面崩壊、土石流の危険度評価、発生予測に関する研究、地震による斜面崩壊の予測に関する研究、防災マップなどの地域防災に関する研究、活断層・地殻変動・熱水変質などの地質環境に関する研究、地域の地形・地形に関する研究を、学生と共に行っている。また、防災まちあるきや讃岐ジオパーク構想など地域の住民と一緒に考える活動も行っている。
      工学部の「地盤工学」、大学院工学研究科の「地質工学特論」において、地層処分を題材に講義を行っており、研究開発の最前線を見学することによって、事業が直面する課題について学生と一緒に考えた。
  • 企画者の感想
      学生が10名参加し、高レベル放射性廃棄物の地層処分について、大学の授業とは違った視点で、学べる機会をいただいたことがよかった。高レベル放射性廃棄物と聞いただけであまりいいイメージを持っていないようだったが、今回の勉強会で、内容を認識し、自分たちの問題として考えるようになったようだ。

  • 勉強会の様子

  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 本音の議論が必要。
    • 勉強になりました。研究動向についても興味が湧きました。
    • 事業の内容を大変分かり易くレクチャーしていただき、勉強になりました。
    • 今まで何度も耳にしていますが、じっくり考えたことがなかったため、いい機会となった。地層処分場はかなり大きな施設になるそうだが、建てる場所を見つけるのは相当難しそうだと感じた。
    • 高レベル放射性廃棄物を地層処分するという考えがあることを初めて知りました。他の処分方法に比べると地層処分が一番適しているということが分かりました。地層に埋めるということを活断層や火山、地下水など分野別に丁寧に説明してくださり、理解することができました。ありがとうございました。
    • 地層処分について多少は理解できた。
    • 地層処分についてほとんど知らなかったが、講義を通して地層処分がなぜ必要なのか、これからどういった取り組みが必要となるのか等を知る事ができ、自身の見聞を広める良い機会となった。職業柄、これから発電所に関わっていくことになるので、地層処分についてより一層学んでいく必要があるように感じた。
    • 初め先生から紹介されて参加しましたが、実際に講義を受けてみて非常に有意義な時間を過ごすことができました。原子力発電は現在国民の生活を支えているものの、危険であるなど国民から非難される二面的な存在であり、処分方法についても重要視されています。そうした中で地層処分というのがあることを知り、詳しく知ることができよかったです。また地層処分事業が対話活動のステップにあることを知り、この事業の難しさを感じることができました。