活動レポート

より深く地層処分を学ぶ会(岡山県) 
  • 活動内容
    • 幌延深地層研究センター見学会
  • 日時
    • 2023年9月19日(火)
  • 参加者
    • 5名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 当会は、原子力発電から発生する高レベル放射性廃棄物に関心の高い学生が全国より有志を募り集まった団体である。これまで、「地層処分問題をどうやって私たち次世代層に知ってもらうか」という内容で勉強会や広報イベントを行ってきた。今年度も広報イベントを行いたいと考えており、より知識を広げるため、実際に研究がおこなわれている施設を訪れ、地層処分事業や高レベル放射性廃棄物に関する知見を深めたいと考えている。参加メンバーはSNSを日常的に使っているため、学んだことを積極的にSNSで発信していきたいと考えている。また広報イベントでは、今回の施設見学での学びをシェアすることで、同年代に対する地層処分問題の認知度を拡大していきたいと考えている。
  • 企画者の感想
      地層処分について、処分事業自体は非常に長い期間にわたり続いていくものではあるが、幌延での研究をはじめとした地層処分に関する技術的な研究はそれぞれが目的をもって計画的になされていることが分かった。幌延では堆積岩系の地質についての研究をしていて、結晶質岩系の地質については岐阜県にあった地層研究所で研究されていたというのは初めて知った。そこで三者協定の存在も初めて知り、その抜粋内容を聞いたり、現地の職員の方が三者協定について何度もお話しされていたりしたことから、幌延での研究開始にもその土地の理解を得ることについて難しさがあったのだろうと感じた。人工バリアのことは以前から知っていたが、その形については複数の案が検討されていることを知った。実際の地層処分施設の場所に応じてその方法は決定されることを聞き、地層処分についての研究が進んでいることを実感できた。ベントナイトの実験では、言葉でしか聞いたことのなかったベントナイトの特性を実際に見て知ることができた。ぜひ岡大の学祭の実験に多くの人に足を運んでもらいたい。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 地層処分の勉強をしていると扱う数字が大きくて想像がつかないということが多かったが、実際に施設を見学することでその規模感を肌で感じることができ、有意義なアクティビティになった。
    • 高レベル放射性廃棄物の地層処分については、六ヶ所村の視察やそれに関する講演、イベントへの参加を通して、ある程度知っていた。今回は、地層処分について人工バリアやベントナイトを実際に見て触ったり、VRで地下の様子を見たりして事業の詳細やこれからについてより深く学ぶことができ良かった。
    • 視覚的にも訴えかけられて、良く理解することができた。ベントナイトの層の厚さも数字でみるより目で見ることによってわかり、どうして安全であると考えられるのか理解できた。また六ヶ所よりも開かれた施設ということで、より多くの人に理解してもらえる施設であると感じた。
    • 普段東京で生活している中で、電気があることは当たり前の環境であり、特に発電などについて考えることはないが、今回の活動を通して、発電及びその後の処理があり、多くの人の苦労と努力があってこそ成り立っている生活だと思った。この規模感で実施しているのが実験であり、本番でないことに驚いた。
    • 地層処分については昨年六ヶ所村に視察を行った際、詳しく説明を聞き理解していたが、もう一度説明を聞くことで、より明確に地層処分の知識を整理することができた。今後の活動で周りの人にもこれを伝えられるよう努力したい。