活動レポート

馬場スクール(千葉県) 
  • 活動内容
    • 勉強会、日本原燃(株)見学
  • 日時
    • 2023年12月3日(日)~4日(月)
  • 参加者
    • 7名
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  • 団体の設立経緯・概要
    • 長崎県(島原半島)南島原市口之津町にある長崎県立口加(こうか)高校昭和38年卒の同級生で、関東在住の有志が集まり、原子力発電をはじめとするわが国のエネルギー政策について深い関心を持ち議論を交してきた。そこで首都圏近郊に在住する有志6名で、「馬場スクール」を設立し見学活動や広報活動等に取り組んで行くことにした。
  • 企画者の感想
      原子燃料サイクル施設の見学は、まさに「目からうろこが落ちた」ことであり、感銘を受けた。見学の企画・引率・説明・案内のみなさんには、熱意が感じられた。しかし、国民全体の関心は低調であり大いに問題があると再認識した。国の強力な広報支援を望む。日本国民、とりわけ若い世代への理解が進むよう、小中の義務教育、高校教育課程に、具体的に盛り込み進めることが重要である。現時点で発言権を持っている壮年・高齢者への理解促進対策は重要であるが、未来を決めるのは若い世代である。敷地内では関連協力企業が1,200社も業務に従事しているとのこと。彼らが誇りを持って仕事ができる環境を整えるとともに、若い人たちが望む職業として、処遇面でも考慮してほしい。
  • 参加者の感想(アンケートから抜粋)
    • 将来のエネルギー源として原子力に大いに興味があった。
    • 事前資料、各担当者からの説明、そして施設見学関係者の働き方等から理解を深める事が出来た。感謝したい。
    • 原子力発電所が「トイレなきマンション」と言われ、原子力廃棄物の最終処分が大きな課題である現状であるが、廃棄物、とりわけ高レベル廃棄物の処分の仕組みと現場の状況を学んだ。廃棄物の行方・処分の最終形態の長期の安全への担保を得たいと思い参加したが、一筋の光が見え、理解の契機となった。今後、関心を持ち具体的に勉強し、自分なりに周りの人たちへの働きかけや広報などに取り組んでみたいと思った。