NPO法人 放射線線量解析ネットワーク(RADONet)(東京)
2017年度
関東エリア
- 実施日
- 2017年10月15日(日)
勉強会(東京都目黒区) - 参加者
- 14人
実施目的
放射線線量解析ネットワーク(RADONet)は放射線の線量解析のスペシャリストが集まって平成16年(2004年)12月に設立。
高レベル放射性廃棄物の地層処分の必要性、安全性を、地域市民自らが理解して、得心できることを目指して、数名のグループ構成で、実際の施設見学会を含め、全5回のワークショップを繰り返し行う。高レベル放射性廃棄物の地層処分の課題を自分自身の問題として考え、理解度を深化させて、解決方策を参加者同士で探る。高レベル放射性廃棄物の貯蔵管理の実際や深地層研究を具体的に見ることで、地層処分に対する理解を深めるとともに、一般市民の理解促進を目指す。
高レベル放射性廃棄物の地層処分の必要性、安全性を、地域市民自らが理解して、得心できることを目指して、数名のグループ構成で、実際の施設見学会を含め、全5回のワークショップを繰り返し行う。高レベル放射性廃棄物の地層処分の課題を自分自身の問題として考え、理解度を深化させて、解決方策を参加者同士で探る。高レベル放射性廃棄物の貯蔵管理の実際や深地層研究を具体的に見ることで、地層処分に対する理解を深めるとともに、一般市民の理解促進を目指す。
活動概要
「高レベル放射性廃棄物の現状と地層処分の方法」と題した1回目のワークショップを実施し、その後意見交換を行った。
活動の成果
- 地層処分の問題は長期間にわたる課題であり、次世代の継承が避けて通れない。そのため、現世代への働きかけのみならず、次の時代のオピニオンリーダーとなる若い世代として、大学生、大学院生を中心に参加者を集めている。これら若い学生の新鮮な感性から多くの知見を得ることができると考えている。また、これらの学生が近い将来、親となり子供を育てる中で、世代間の継承も期待できる。
- 第1回のワークショップでは、参加者の多くは新たな知識の習得で精一杯であり、積極的な意見の発現までには至っていない。しかしながら、地層処分の研究者・技術者の現状と将来にわたっての人材や技術の確保に関する鋭い質問があった。
- 次回のワークショップは、幌延深地層研究センターの見学後に開催予定であるため、見学で気づいた点を含めて、さらに深く議論することを目指している。
参加者の感想(アンケートから抜粋)
- 既知のことが多いと思っていたが、新たな知識を得ることが出来た。回数を重ねることによって、深化してきている。これを多くの人々に、どう効率よく伝えていくかを考えねばならないと思った。
- エネルギーミックスに関する話の一環として原子力について聞くことはあっても、地層処分だけにポイントを絞ってお話しを伺う機会というのは初めてで、新たに知ることも多く興味深かった。
- 多くの技術がかかわることであるので、原子力以外の分野の人にももっと知ってもらいたいと思った。