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みんなの活動レポート 地層処分に係る地域団体の学習活動のレポートをご紹介します。

宮崎大学学生地層処分事業勉強会(宮崎)
2018年度 九州エリア

活動内容
勉強会、幌延深地層研究センター
実施日
2018年11月21日(水)〜22日(木)
参加者
8名

地下坑道見学中の様子

団体の設立経緯・概要

大学内での講義や講演会で地層処分事業について知り、興味を持ったメンバーで集まりその是非について討論会を行ったことから、これからのエネルギー問題について理解を深めるため様々な活動を行い、情報を発信していく事を目的として自主的なサークル活動を設立。

今までの主な活動

  • 大学での講義(日本原子力学会九州シニアネットワークによる講演)
  • 原子力発電や地層処分についての勉強会、討論会(授業の中で)

企画者の感想

何もわからない人のために興味をもって聞けるように例え話や具体例を示してくださったので高レベル放射性廃棄物の地層処分について理解することができた。また原子力発電の仕組みや放射性廃棄物の区分など基礎的な原理から知る事で何が安全で危険かを理解することができた。
今まで放射性廃棄物がどのように処理されているか知識として曖昧だったので今回の勉強会、見学会でどのように処理されているのか知る事ができて良かった。特に地層処分が推されている根拠として宇宙に飛ばすことや海底に沈める、南極大陸に処分するなど他の処分の仕方に比べて安全面において有効であるために選ばれたということを初めて知り、とても参考になった。ただ風評被害を懸念する都道府県の関係で候補地がなかなか決まらないこと、長期的な見通しで計画を引き継がなければならないという課題も残されていた。地層処分では中の放射性廃棄物が危険な状態で地中に流出する危険性がほとんど無いように構造を様々な技術で頑丈に作っている。しかしそのような安全性が確保されている事実がなかなか周知されないことが風評被害を懸念する考えがなかなか無くならない原因の一つではないかと思った。この地層処分の安全性や今行われている研究の内容成果などをいろんな人に伝えていくということが大切なことであると思った。

参加者の感想(アンケートから抜粋)

  • 原子力発電の仕組みや地層処分の方法や現状を知ることができて良かった。
  • 放射性廃棄物の処理方法が高レベル、低レベルで違うことは知っていたけど、地層処分のしくみや、提案はされてもなかなか実行できない方法もたくさんあることを初めて知り、廃棄物の問題はずっと抱えていく問題だなと思った。
  • 説明の際、例え話や具体例を示してくれることで放射能について理解することができた。
  • 複数回参加し、いろいろな講師からの講義を受講し、いろいろな角度からの授業を受けたが、講師の選択も受講者のレベルに合わせてセレクトできるようにした方が良い。
  • 初めて知ることが多くとてもわかりやすい説明だったので、理解することができた。自分の周りで様々な研究がおこなわれていることが知れてとても感心した。
  • 地層処分については、全く知識が無かったため、基礎から詳しく教えて下さり、地層処分の必要性について理解することができた。
  • 東日本大震災以後、自分の中で原子力発電というのは危ないものだという考えを持っていたが細かく教えていただくことによって原子力発電は大切だと思ったし使った分は埋めるなど責任を持つことが大切だと思った。
  • 原子力発電の原理など基本的な内容から説明していただいたので、非常にわかりやすく興味深い説明だった。

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