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みんなの活動レポート 地層処分に係る地域団体の学習活動のレポートをご紹介します。

山口県地域消費者団体連絡協議会(山口)
2017年度 中国エリア

実施日
2017年9月24日(日)
  意見交換会(山口県山口市)
参加者
20人

団体の設立経緯・概要

本協議会は山口県内の24の消費者グループが加盟し、消費生活の安定と向上を図ることを目的に活動している。 地層処分についての議論は、機会をとらえて各地で開催されているが、候補地は決定に至っていない。しかし、自国で使ったものの処分は自国でということは当然のことでどうにか決着をつける時期にはきていると思われる。現在、原子力発電が稼働し始め、処分量は増加する。そのためにも自分達がきちんと学習し、消費者に対して正しく伝え、広めることにより、多くの人がこの課題を共有し考え、判断できることが望ましい。団体として学習することにより、理解を得る、深める一助になれればと思い勉強会を企画した。

活動概要

NUMO職員による高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する概要説明のあと、ベントナイト試料を使用した遮水実験を行った。その後、NUMO職員も入って、グループ意見交換を行った。

活動の成果

事前のアンケートで地層処分について知らないという回答が50%であったが、学習会終了後のアンケートでは19名中8名が『よく分かった』、11名が『わかった』と回答しており、学習会の効果は大きかったものと思われる。質疑応答でも積極的に意見が上がり、スクール形式では挙手をして質問し難い人でも、グループ形式であれば気軽に疑問点を質問でき、理解の促進につながったものと思われる。

参加者の感想(アンケートから抜粋)

  • わかりやすい学習でした。このような機会に恵まれ感謝です。関心を持ち、地層処分について知りたい周囲の皆さんに広く伝えていきたい。
  • 実験はとても分かりやすかった。もっと色々なところで説明されると良いと思う。
  • まったく分からない状態で参加したが、少しは分かりかけたかなぐらいになりました。
  • 深い地層が持つ、物質を閉じ込めるという性質を利用した「地層処分」が良い方法であるという事が分かりました。
  • 今まで現実味のない問題と思っていたが、実際話を聞いてみると関心がもてるようになった。

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