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みんなの活動レポート 地層処分に係る地域団体の学習活動のレポートをご紹介します。

特定非営利活動法人 NUSPA(大阪)
2018年度 近畿エリア

活動内容
勉強会、幌延深地層研究センター見学会
実施日
2018年11月22日(木)
参加者
9名

勉強会の様子

団体の設立経緯・概要

福島第一発電所の事故後の状況を鑑み、原子力安全全般に係る正しい情報を発信していく目的で平成24年7月に登記・設立し6年が経過。この間原子力諸問題の啓発活動を実施。至近3年の活動概要は次の通り。
平成27年度は放射線啓発活動や原子力全般に関する大学での講義・教材データ整備活動を実施。
平成28、29年度は高レベル放射性廃棄物の地層処分に焦点を絞って大学生対象に理解活動を実施。

企画者の感想

今回の参加者はある程度予備知識も有しており、地層処分に対する理解が深まったが、ほとんど何も知らない人達へどう知らせたら理解して貰えるかがポイントと感じた。

情報発信

NUMO講師による勉強会およびJAEA幌延深地層研究センターの見学等を踏まえて情報発信資料を作成。本資料等を活用してNUSPA内で学習するとともに、6大学(近畿大学、大阪府立大学、大阪大学、京都大学、神戸大学、福井大学)に配布。また、NUSPAのホームページでも情報発信資料を公開。

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作成した資料作成した資料

参加者の感想(アンケートから抜粋)

  • 今回のNUMO講師の方が、処分場建設地域が決まったら、そこに家族で住むとおっしゃったことが、地域の方や一般の方の理解に大変効果的だと思った。NUMOの方の意識の高さを実感し、心強く思った。
  • 説明が分かり易くポイントを中心に理解できた。
  • 技術的なことより地域対応等、ソフト的な面が十分でないと感じた。
  • 原子力をはじめとした電気を使用する国民一人ひとりが現状を認識することが大事であり、今回の地層処分の選択が合理的手段と思われ、目標の達成に向け自信を持って推進して頂きたい。
  • 思っていたより実現可能性が高かった印象。夢物語かと思っていた。
  • 二日目のNUMOさんの勉強会の内容は、原子核専攻の人間としては多少物足りないと感じた。幌延深地層研究センター見学については、自らの研究で用いているサンプルの採取場所を実際に見学することが出来、とても有意義に感じた。
  • 普段勉強している事の再認識と知らなかった事を知る事が出来た。参加してよかったと思う。
  • 地層処分の実現に関しての問題として、技術的な問題よりも候補地の選定がより課題であることが良くわかった。担当者の地道な広報活動への向き合い方は素晴らしいと感じたため、がんばって頂きたい。

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