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みんなの活動レポート 地層処分に係る地域団体の学習活動のレポートをご紹介します。

伊都・橋本地球温暖化対策協議会(和歌山)
2019年度 近畿エリア

活動内容
勉強会、瑞浪超深地層研究所見学会
実施日
2019年8月26日(月)
参加者
11名

見学会の様子

団体の設立経緯・概要

和歌山県の地球温暖化防止活動推進員が中心となり、2008年10月に設立。市民、事業者、学校、会社団体、行政機関など多様なジャンルのメンバーで構成されており、日常生活や事業活動を通じて二酸化炭素の排出削減と環境保全を目的に「地球温暖化対策の推進に関する法律第40条」に基づいて設立された。
行政とタイアップした温暖化防止の啓発活動、省エネや3Rの推進、再生可能エネルギーの普及、子供たちへの環境教育、自然生態系の保全、有機農業と地産地消の推進等を地域で展開している。

企画者の感想

当協議会では昨年の原子力発電所見学会において燃料の最終処分はどうするのかという参加者からの質問もあり、第2弾として高レベル廃棄物の最終処分について考えるシンポジウム(見学会)を企画した。貴重な体験を通じて、最終処分についての必要性、安全性への理解が深まった。また、最終処分について興味のある方に参加いただけたので、勉強会においても積極的な質問や意見が出され、主催者としては大変実のある企画となった。
アンケート結果をみても、全員から「処分方法は地層処分が最適」「地層処分の安全性」「地層処分を進めるのに賛成」との意見をいただき、成果のあった見学会であった。
参加いただいた方は、県下の各地域において環境問題についてリーダー的役割の方々であるため、各地域に戻って理解活動を行っていただけるものと考えている。今回の見学会の内容を環境の情報誌に掲載し、「高レベル放射性廃棄物の地層処分」に興味をもっていただき、議論に繋げられる一助としたい。

参加者の感想(アンケートから抜粋)

  • 原子力発電の廃棄物の最終処分は日本の大きな課題の一つ。一日でも早く実現できるよう努力していきたい。
  • 原子力発電の廃棄物は、電力事業者の責任で最後まで処分しなければなりません。国民の合意をとりつける努力を続けるべきです。
  • 先進国に比べてガラス固化はより安全ではないかと思う。
  • 大変ていねいな説明を頂き、疑問に思っていたことがよく分かった。地層処分の実体にふれることができたのも大変よかった。
  • 処理方法5つの説明がありましたが、やはり地層処分が適切な処分だと感じました。
  • 日本の何処かが廃棄物処理を行わないといけないのだから、受入れてくれる地域にそれ相応の感謝は当たり前だと思う。
  • 高レベル廃棄物の処分のゆくえが人類のエネルギー課題だという事が理解できました。
  • もっといろんな年代、分野の方々に知ってもらう必要があると思います。

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