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みんなの活動レポート 地層処分に係る地域団体の学習活動のレポートをご紹介します。

三重大学教育学部技術科教育学研究室(三重)
2025年度 中部エリア

活動内容
幌延深地層研究センター見学会
実施日
2025年10月5日(日)
参加者
8名

団体の設立経緯・概要

主に中学校の技術科とものづくり教育が得意な小学校の教員を養成するコースの学生が所属する研究室の一つで技術科教育学を取り扱う。教員(青木)の赴任に伴い、2025年4月に活動を開始したもので、分野は異なるが松岡守元教授の研究室の活動を継承する形で研究室の運営を開始したところである。地層処分の理解活動もその一つであるが、教員を含めてこの分野については不安であるため、別途申請されている(旧)電気工学研究室の理解活動と同時に行うことでスムーズにこの活動に取り組んでいけたらと考えている。

企画者の感想

大学生は教員養成課程に所属しているため、今回、自身が教材にするならば、という観点で、見学を行った。学生は各自で、必要な展示を写真で撮影し、解説者にも率先して質問する様子が見られた。今後は見学会で得た知見を情報発信する活動の中で、学生の理解が深まるように指導していきたい。

参加者の感想(アンケートから抜粋)

  • 地層処分について詳しく知ることができ、これからこの知識を基に施設を見ると、大学生にとって よい学びになります。こういった活動の積み重ねで、地層処分について適切に指導できる教員が増えれば、知っている児童・生徒の母数だけでなく、関心をもった児童・生徒がエネルギーに関する研究者へなる可能性を高め、技術の進歩につながるかもしれませんね。一方、この内容を一般的な教育現場で扱うことができればとも思う一方、必修化するには現段階では難しいなと思いました。教員が地層処分を誤った理解で説明した時の影響・リスクを考えると、各学校で扱うには、専門家との連携が不可欠な内容だと思いました。
  • 良い経験になりました。ありがとうございました。
  • 貴重な体験ができて嬉しく思います。ありがとうございました。
  • 私は原子力関係について初学者のため、高レベル放射性廃棄物の地層処分から学び始めました。今 回の活動後に調べてみると、高レベル放射性廃棄物でない廃棄物をすでに日本(青森)で保管しているというのをよくわかっていませんでした。そこを知っているかも指導内容に含まれるべきだなと思いました。

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