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みんなの活動レポート 地層処分に係る地域団体の学習活動のレポートをご紹介します。

関東地区CSOラーニング生(東京)
2025年度 関東エリア

活動内容
勉強会、幌延深地層研究センター見学会
実施日
2025年11月3日(月)~4日(火)
参加者
6名

団体の設立経緯・概要

私たちは、公益財団法人SOMPO環境財団の「木を植える人を育てる」という想いから2000年度に始まった「CSOラーニング制度」に参加している、2025年度のインターンシップ生である。
この制度では、大学生・大学院生が環境問題に取り組むNPOやNGOでインターンシップを行い、その活動時間に応じてSOMPO環境財団から奨学金が支給される。派遣先は全国各地にあり、分野もさまざまだが、CSOラーニング生同士で交流しながら学び合っているのが特徴。
また、インターン活動に加えてグループごとのプロジェクトにも取り組んでおり、私たちは関東地区で「エネルギー」をテーマに活動を進めている。

企画者の感想

参加者の全員がエネルギーと環境問題に関心を持っていたが、使用済燃料の問題や地層処分についてはほとんど知らなかった参加者もいた。今回の機会で、NUMOの専門家の方からお話を聞き、実際に地層処分に向けた研究施設を訪問したことでより深く学習することができた。特に、地下350mの地下施設の見学という大変貴重な経験をさせていただいた。
エネルギー問題について議論するときに、再生可能エネルギーやエネルギーミックスなど今後のエネルギーと起こりうる問題についての議論が多い印象がある。ただ、使用済燃料の処分についてはすでに存在する問題であり、賛成・反対の有無に関わらず、世界が取り組まなければならない、避けられない問題だ。社会全体で環境やエネルギー問題への関心は高まっており、多くの人が再エネや化石燃料のメリット・デメリットなどの知識を持っているが、原子力発電の使用済燃料についての知識はまだまだ一般的ではないと思う。今回の学びを通して、この課題に対する正しい知識と理解を広めていくことの大切さを実感した。

参加者の感想(アンケートから抜粋)

  • 地層処分の仕組みと具体的な取り組みについて深く学ぶことができました。今回の経験を踏まえて、今後の活動でより一層理解を深めたいと思います。
  • この分野の知識が全く無かったが、今回の活動を通じて理解が深まった。充実した活動であった。周りの人にも勧めたい。
  • 北海道に地層処分に関する研究施設があるという漠然とした知識のみで参加したが、活動を通して知識を深めることができて良かった。

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